2016年9月24日土曜日

ガールズ初投稿!





こんばんは!あーちゃんです。
3週間だけですがガーナボーイズに合流します!せっかくなので女子の目線から見たガーナを伝えますね

いきなりですが私は今日めちゃ怒ってます。

まず朝起きたら停電してて萎えるじゃん、

食堂でお昼食べて元気出すか、って思ってOmotuoっていうお餅withピリ辛スープ的なの頼んだら、大っ嫌いなヤギ肉一緒にでてくるし。
食べたあと1時間は息もげっぷもあくびもヤギ臭くなる。
萎え~


あ、でもそういえばガーナワンピをテイラーに頼んでたんだった!
生地かわいいしるんるんして着てみると、入らない。
よくみたら首元からウェストまでしかジッパーついてないんですよ。
誰が着れんだよエスパー伊東かよ。
萎えっていうかおこ笑






しょぼい愚痴ばっかり書きましたがもちろんガーナいいこともあります!!

まず、みんなびっくりするほど優しいこと。行きたいところは全部車で連れてってくれるわ、ラボ帰りは送ってくれるわ荷物持ってくれるわ
ほんといい国。女の子は特に!歩くだけで褒められる笑
英語が苦手なガールズなので遠出をするときはボーイズがついてきてくれるし!

こないだの水曜日はガーナの祝日だったのでケープコーストに行ってきました。
奴隷貿易の拠点だったところだそうで、悲しい牢屋が並んでいました。ガイドさんはたくさん歴史について話してくれたんですが、もっと悲しいのは私のリスニング能力が低すぎて「ダンジョン」しか聞き取れなかったこと。もっと勉強したらまた投稿しますね!☆




物価がえげつなく安いところとか、ヤギ以外は食べ物がおいしいところ、日本みたいに決まったルールがないからなんでも値切り放題だったり、良い所は他にもいっっぱいありますが、一番のおすすめポイントはガーナ男子の筋肉です。
運動とかしてなくてもなぜかみんなものすごいゴリゴリなの。まじで。いい。ターザン系が好きな女子にはおすすめ!ウハウハウハウハウハウハ

マッチョと何か事件でもあればまた報告しますね!ではでは(*'ω'*)


2016年9月16日金曜日

全員集合!



こんにちは、しょーへいです。
またかよ、という感じですね。
今回は、人が増えたのでその紹介をしようと思います。

私たちが通う東京医科歯科大学では、おがとしょーへいが属する寄生虫学の他に、ウイルス学分野からもガーナに留学生を派遣しています。
そしてその人たちが先日、ついにガーナに到着しました。
しかも今回は女子2人!華があります!

私たちと違って16日間の滞在しかありませんが、こっちのガーナ人は期待しまくりです。
やっぱりアジア人かわいいもんね。
みんな必死に日本語を教えてと懇願してきたので「はじめまして」「かわいいですね」「きれいですね」「好きです」だけは仕込んでおきました。
実践してくれることを祈ります。

ということでさらっと彼女たちの紹介をさせていただきます。

あーちゃん:マッチョイケメンを求めてアフリカへ来た、面白系女子。東京以外はどこもガーナに見えるらしい。ちーちゃんに毎日何かしら怒られている。

ちーちゃん:いつもキラキラしていてまぶしい。山梨ギャルだが意外とタフ。初日からヤギ肉を爆食い。あーちゃんがパジャマを洗わないことにキレている。

ガールズはTwitterもやっているのでそちらもご覧ください。
@ghanagirls2016
テーマは「ガーナを可愛く」ということらしいです。
だいぶキラキラしていると僕は思います。

彼女たちにもそのうちブログを更新してもらうので、どうぞ楽しみにしていてください!
きっとこのブログも華やかに、そして「可愛く」なると思います!
それでは!

おまけ
ガーナ留学生、全員集合@ランチ


写真ではよく伝わりませんが、ガールズはfufu with goat light soup、おがはomutuo with groundnut soup、しょーへいはbanku with okra stewを食べています。
ガールズは量の多さに戸惑いながらも、いっぱい食べていました!

2016年9月9日金曜日

北の果てまで行って見たものは



しょーへいです。
連投失礼します。
今回は僕がフィールドワークへ行ってきて考えたことを書くことにします。
文字しかなくて、楽しくないかもしれないなので、興味ない人はスルーしてください。
あと、少し赤裸々に書いたので、ちょっと恥ずかしいです。


前の記事でも書いた通り、僕はガーナの田舎を転々としながら、蚊の採集をしていました。
総移動距離2000km。ガーナの北の果てまでたどり着きました。

そしてそこで僕が見たものは、お互いに力を合わせて、たくましく豊かに生きている人々の姿でした。
電気は不安定、車も家もぼろい、道も悪い、水も毎日汲みに行かなきゃいけない、という不便さは確かにあるけども、それすらも含めてそれが人々の生活なのだと思いました。

僕は以前から、発展途上国の支援に興味を持っていましたが、ガーナでこんなに豊かに生きている人々を目の当たりにして、そこに対して何かしてあげようという考えに違和感を覚えました。

本当にガーナは豊かな国なのです。
どこにでも緑があり、水もあり、農業も盛ん。
肉もあれば魚もある。
(野菜の摂取量はやや少なめだけど、美味しい料理がいっぱいあるから大丈夫。笑)
こういった資源をみんなでシェアするために、人々はマーケットを営んでいるのです。決して人から金を吸い上げるための場所ではありません。

日本は豊かになりすぎて、金と物がなければ生きていけなくなってしまっています。
でも、ガーナの人はお金が無いなら無いなりに、必要な物を作って生きています。



また調査の際には、自分たちのことを歓迎してくれるコミュニティもあれば、そうでないコミュニティもありました。
現地の人の家を訪ね、容器の水の中に蚊の幼虫がいないか探しているとき、とある女性に、

「何をしているの!変な薬品か何か入れて、この水が使えなくなったらどうするの!」

と言われたことがありました。仕方ないとは思うものの残念な気持ちにもなりました。

その一方で、別の家を訪ねて調査を終えた時に、ご協力ありがとうございました、の意味を込めて「Thank you」と言った時に、

No…  Thank YOU!」
と言われたのです。

この言葉を言われた時にはとてもほっとしましたし、同時に嬉しくもなりました。
そして直に、現地の人の温かさにも触れることができて本当に良かったと思います。



2000kmもの道のりを移動しながら色々なことに思いを巡らせたのですが、とてもここに書き切れませんし、それほどまだ僕の中でも考えがまとまっていません。

ただ、医師として自分は一体何ができるのだろうか、何がしたいのだろうかと考えました。
僕がもともと目指していた、あってなかったような医師像は、本当に正しいのかな、とか。
僕の考えはパターナリズムになってしまってはいないかな、とか。

とりあえず、自分のためだけに生きるのは嫌だし、自分だけ幸せになるのも嫌だと考えて、人のために生きたいと思うようになったのを、思い出しました。でもそれと同時に、その先に何をすればいいのかがわからなくなってしまった気もします。

でも、もし近い将来に医師としてやりたいことに気がつけた時に、行動を実際に起こせるようになりたい。そしてそのためには、頑張って勉強して、本も読んで、知識と経験と徳だけは身につけておかなきゃという考えに至りました。

と、こんな感じで頭が堂々巡りしている間に、アクラに帰ってきました。
僕は本当にたまたま恵まれて、このような機会が与えられました。
そして、こんなにも自分自身を振り返る時間を出来て良かったと思います。

なんか最後の振り返りみたいな雰囲気が出てしまいましたが、実はまだまだ3週間以上残っています。
もっとエンジョイして、面白い記事をかけるように精進します。笑