2016年8月14日日曜日

憧れの甲子園


日本は今頃リオオリンピックで盛り上がっているところでしょうか?
ガーナではスポーツの話題といえばもうほとんどがヨーロッパサッカー、オリンピックなんて実施されていることも知らないのでは…というような感じです()

ところで夏のスポーツといえばもう一つ、忘れてほしくないのが日本の高校野球!
元プレイヤーとしても一野球ファンとしても、あの負けたら終わりの最後の夏という緊張感、それを乗り越えていく感動、もうたまらないですね。
今年は一試合も見られないなーと思っていたところ、後輩から甲子園行って来ましたなんて写真送られてきちゃ、もういてもたってもいられないですね!

 

思わず…

「先生、野球がしたいです!」

なんて。

 

ということで、甲子園に連れて行ってもらい、久しぶりに野球の試合してきました!

 

 

寮から車で15分くらい。

 
 



ラボネ高校。


 
 

普通に高校。

 
 

 


 

グラウンド。草むしりは生徒じゃなくて牛の役目だよ()

 

  

その奥に…?

 

ありました。

 

 

これがみなの憧れ、甲子園だ!!!

 


 

 


真面目な話、これは「草の根文化無償資金協力」によって、日本とガーナの友好の証として2014年にアフリカで始めて建設された野球場なのです。野球というスポーツを通して、日本の文化をより広く知ってもらおうということですね!NGOJICAなどが連携して活動しているみたいです。

 

 

くしくも本日13日は、かの有名なキューバの偉人の90歳のお誕生日。

ということでキューバ大使を招いてのガーナVSキューバの国際交流試合。
 
 

おがはとりあえずキューバ(改めキューバインターナショナル!?)の助っ人になりました。

 

(このあたりで察してね。たまたま今日はちょっとしたセレモニーありといえども、ただの草野球です。気楽に聞いてね!)

 

草野球なので豪快な三振でも、ただのサードゴロでも大盛り上がり。楽しければそれでよし!

 

若者が少なかったおかげで、中学で野球部だった程度のおがでもいきなり硬式野球大会デビューしちゃいました!守備でライトで途中出場!

 

野球界ではよくある話なのですが、守備で交代した直後、試すようにその選手のところに打球が飛んでくると。まあ守備に付きながらその都市伝説が脳裏に浮かぶよね。

 

まさにその通りすぎるんだよな。

 

内野と外野の間の微妙なところにふらふらとフライが上がります。ちょっとおれ反応遅れたけど、内野は…あれ、セカンドの動き悪っ!えっ、やっぱりおれ捕るの!ぎりぎり、間に合わなくね?

 

それで気付いたら夢中でスライディングキャッチしてました。あらら、またジャージ破れました。お母さんごめんなさい()

 

 

このあと打席も回ってきたんだけど、とにかくガーナ野球って技術不足を身体能力で補うって雰囲気で() ノーコン力強い速球を投げるピッチャーの球を避けるのに必死で三振に倒れました…

 

 

ともあれ、いろんな人がいろんなかけ声で、みんな野球を楽しんでいた。

人種や言語の違いを超えて同じ目標に向かっていく、っていう雰囲気が僕はすごく好きです^^

 

暑かったけど楽しかった。次は日本代表の一員として参加してみましょうかね!

ではまた!

 
(おが)

2016年8月1日月曜日

ランチとSenyo



こんにちは、しょーへいです。
ガーナに来てから3週間が経過しましたが、いまだにここの英語に慣れません。
方言(?)みたいな言葉が入り混じっているようです。たまに聞くことすら放棄してしまっています。早く慣れたいものです。
さて、前回のおがの投稿に引き続き、今回もランチについてお話しします。

みなさん、ランチの時間といえば何時でしょう?
日本だと1213時が一般的ですよね。
なんなら11時くらいからお腹が空くので、僕はもっと早く食べたいです。

ガーナではランチタイムが非常に遅いのです。

なんと15時。

これは野口研だけなのかな....?
と思いつつ、寮にいる韓国人に聞いてみると、13時以降にならないとお弁当が来ないから辛いと言っていました。

ちなみに僕とおがは、ランチに行く時だけ合流してSenyoMikiや光子先生と食べます。

僕は基本的に顕微鏡の下で蚊をいじくってるので、お腹が空いたらいつでもランチを食べに飛び出したいところですが、おがの実験が一区切りつくまで待たなければいけません。いつも2時間ばかり空腹と戦っています。
なかなか辛いですが、全てはぼっち飯回避のためであります。

ところで、Senyoは誰かと言いますと、この写真中央の男性です。




この写真から分かる通り、彼はおそらく192cmオーバーで体重も90kg以上ありそうな巨体です。
(参考までに、僕は191cm65kgです
彼はとても面倒見がよく、力持ちで、友達も多いジェントルマンです。

そんな彼に僕は聞きました。
僕「なんでガーナ人はこんなにランチを遅く食べるの?」
Senyo「いや、特に理由はないよ。これが普通だよ。」
僕(なるほど。これが文化の違いか。)
Senyo「でも昨日は、君たちが来なかったら僕はランチ食べなかったよ。あんまりお腹いっぱいになると仕事がはかどらなくなるからね。」
僕「.....じゃあ一日2食の時もあるの?」
Senyo「あるね。でも朝ごはんを食べない時もあるよ。」
僕「!!! そんな状態じゃ仕事出来なくない!?お腹空きすぎて集中できないよ!」
Senyo「んー。そんなことないよ。お腹いっぱいで仕事できないよりはましさ。」

そんな小食でどうやってその体を維持してるんだろう....この一週間で一番の驚きでした。
みなさんもガーナに来るときはこちらのランチ版GMTにもお気を付けください。
(今回は写真が少なかったですね。もし良かったらおまけをご覧ください)

おまけ
①光子先生’s House7/23


おまけに入れてしまうのが忍びないですが、光子先生のお家にお邪魔させて頂きました。
みんなでカレーライスを頂きました。美味しかった(^^)/
今週末の分はまた後ほど

②ブレスレットを作りました。
わーい( ‘ω’)
先日オーダーしたシャツはまだ引きとっていないので、また今度。
 
③先日の晩ご飯。


ひき肉をいただいたので、ミートボールとキャベツのトマト煮的なやつをつくりました。
 
④ハチ


こんなカラフルなハチは初めて見ました。

以上です。

2016年7月30日土曜日

とあるお昼休みのお話

 

こんにちは。日本は梅雨明けしたみたいですね。

こちらは雨季真っ盛りなうです。

 

雨といえばカタツムリが良く似合うよね。
 

 

何がびっくりって、もちろんカタツムリのスケールの大きさもアフリカンですが()

雨が毎日とにかく激しい…朝夕構わず、数時間だらだらと霧雨が続いた後、突然けたたましい音がします。

というかそもそも7月雨季だって聞いてたのに今まで全然降らなかったのがいけないんだー!なんだ大したことないじゃんって油断してたら、7月の最終週にしてとうとう来てしまいました(_;)

というわけで実験早く終わっても走るタイミングがつかめずリズムに乗れないおがです。

せめてもの救いは停電がちょっと落ち着いたこと。恵みの雨に感謝です!?

 


 
今日はそんな雨にも負けない、ガーナのお昼休みでの、熱いおしゃべりのお話。

 

お昼はいつも、野口研の文字通り裏にあるTasty Treats(通称Tasty)という食堂にて。

たびたびアップしてるガーナ料理は全てここでの食事です!ちょっとお高い分、このおがでもお腹こわしません()

(※注※ 一食10Cedi=約300円相当。物価が超破格のアフリカ感覚にしては比較的高級であるという意味であり、決して贅沢をしているわけではありません!)


いつも通り日常会話が弾みます。

そんな中、ガーナ滞在中に何がしたい?って聞かれたから、

「前のアフリカ生活で楽しんだようなサファリに行きたい!あ、でもここガーナって気候が熱帯でサバンナじゃないからあんまり野生動物っていないのかな?」

って。

 


 
まさかこれが思わぬ引き金になるとはこれっぽっちも思わず…



 

 するとすると、 おしゃべりガーナ人の筆頭格  メガネのとっても似合うガーナの天才Mikiは言います。

「いやいやそんなことはないさ、だってオレたちのガーナにはライオンもいるんだからな!」

 

これを機に大論争が始まります。

 

「いや野生のでしょ、Miki、動物園のじゃないんだよ」

「北に行けば野生のはいるさ」

「そんなわけないでしょ。第一そもそも野生動物が少ないこのガーナの地にて何食べて生きてるって言うの?」

Baboon(アフリカにいるマントヒヒ)もいるし、鹿もいるし、象もいるし。」

「木に登れるヒョウじゃあるまいし、どうやって木の上にいる動物を捕まえられるんだ???」

「いやでもおれはライオンがbaboonを捕まえるドキュメンタリー番組を見たんだよ」

「ほんとかよ」

「そもそも現地語でライオンって単語はあるのかい?」

「*@―#%じゃん!ほら昔からいるってことだろ!」

「今いるとは限らないでしょ」

「じゃあ国立公園で検索してみろよ」

「そりゃ観光客集めるためにいるってアピールするでしょ、客観性にかけるよ」

 

気が付いたら僕らのいるテーブルの四方からどちらの側にも援軍が加勢し、Tasty1/3を巻き込む大規模なバトルが起こったのでした!

 
気がつけば1時間半。

今年の9月から医科歯科大に留学予定のMikiは、留学を取りやめて北部に行き、野生のライオンを見つけて論文書いた方が名声を得られるから行ってこい!という結論になり、不満げなMikiを残して解散しました()

 

これがまさに、俗に言うGMT ( “Greenwich Mean Time”=世界標準の「グリニッジ標準時」ではなく、「約束の+1時間くらいは大目に見る」という “Ghana Men Time”の方の略)
ございますね。

今日もアフリカンライフ楽しんでます!

 

(おが)